照明器具の間引き点灯について

節電目的で、日常的に見られるようになった間引き点灯ですが…でも、ちょっと待って!!  その間引き点灯、間違っていませんか?場合によっては過熱して危険です。

 照明器具から蛍光灯を抜いていませんか?節電にならないどころか危険な場合が有ります。
オフィスや店舗における手軽な節電方法として、蛍光灯器具からランプを外して間引き点灯することを検討される方が多くいらっしゃいますが、一部の蛍光灯器具はランプを取り外した場合、安定器によっては電力が無駄に消費されたり、点灯時よりも多い電流が流れる場合があり、火災の原因になります。間引き点灯をする前に必ずご使用中の蛍光灯器具の製品形式をご確認いただき問題がないかご検討ください。

ランプを取りはずす際の注意事項
1. 入力電流が100%以上になっている安定器の場合は、入力電流が正常点灯時よりも増加するので、電源の設備容量および分電盤の分岐容量、特にNFB(またはELB)の定格電流を越えないことを十分注意してください。
2. 高力率形安定器であってもランプを取り外した場合はすべて低力率になるので、多数取り外す場合は総合力率に注意してください。なお、フリッカレス形安定器を使用している場合には1台の器具は進相側(ソケットへのリード線色赤)、他の器具は遅相側(ソケットへのリード線色青)と交互に取り外すことによりほぼ高力率を保つことができます。
3. 2灯直列点灯式(シーケンス式)の場合は1灯取り外すと他の1灯も消灯しますが、フィラメントに電流が流れ、この部分で電力が消費されます。また、これにともないランプも低寿命になりますので、必ず2灯とも取り外してください。またランプ1灯のみ点灯することはできません。
4. ランプをはずしても安定器の劣化は進行します。

 


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