素顔

中国メディアが日本の気象衛星「ひまわり」8号が地球の「素顔」を撮影し、初めて公開したことを報じた。

われわれの印象では、地球は美しい水色だが、それは画像を加工処理したあとの「美顔」だった。

先日「ひまわり」8号が撮影した画像は、地球から3万5790キロメートル離れた場所から撮られたもの。非常に高い解像度で雲や海、砂漠などの細かい部分が詳しく示されている。これが、何の加工もされていない地球の真実を写した画像なのだ。画像は、日本の気象庁の公式サイトからダウンロードすることができる。解像度は11000×11000で、壁紙にするにも十分だ。

では、これまでの「水色の地球」はどこからやってきたのか? これはNASAが色彩校正処理を実施したあとの写真だったのだ。俗っぽく言えば、「美顔処理」を行っていたことになる。ちょっとがっかり?

気象庁が撮影した地球の素顔の写真は、中国のネット上で拡散され、すでに人気の話題となっている。以下は、一部ネットユーザーのコメントだ。

「何とも言えない恐怖感がある!世界最後の日が来た感じだ!」

「地球の本当の色って、こんなだったんだ」

「青黒い地球を見て、心が痛む思いがする」

「これは同時に日本の衛星の精密さを示している。もし将来日本と戦うのであれば、われわれの科学研究者たちはさらに努力をしなければ」

「日本はどうしたんだ。この前画像加工効果を戻すアプリを開発して、地球に使いだしたぞ」

「地球の汚染がひどいということ?」

「とても怖い」

「季節によって違うのでは」

「自分の宇宙恐怖症が出てきた」

「小日本だけが本当のことを言っているのではあるまいな?」

「感動で泣きたい」

「日本人の話は信じられない」

「日本の衛星のカメラは間違いなくパクリ製品だ」

「なぜ日本はいつも常識をひっくり返そうとするのか」

「日本の撮影機器がダメなんでしょ」

「素顔がきれい。色もリアル」

「とても美しい。神秘的だ」

 

しかし、私はオーストラリアでシドニーからの帰りに中央部を縦断(ジェット機でなんと3時間!)したが、この写真の色とそっくりの砂漠が延々と続いていたからこの写真の色は正しいと思う。

 

写真提供:気象庁

 

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